ノーベルについて
About us
子育てこそ、みんなで。
家族をこえて助け合える子育てを、
もっと当たり前に。
まるサポをつくったNPO団体ノーベルのこと
ノーベルは、2010年に関西初となる“訪問型病児保育”を始めたNPO団体。「深夜に子どもが発熱。でも明日は仕事を休めない」。そんな親御さんのところへ、当日予約100%対応の病児保育サービスを1件1件提供。
企業や行政とも連携し、寄付などによる資金も得ながら、ひとり親や障がいのあるお子さん家庭もサポートしてきました。その累計は25,000件以上*におよびます。
希望をもって子どもを産み育てられる社会とは何か。ずっと問い続けるなか、2019年に「子育て世帯を総合的にサポートしていく」ことを旗揚げ。そして、コロナ禍を経て、ニーズの変化や必要なサポートを調べあげようと調査したとき、家庭における“ある困難さ”が明らかになったのです。
* 2025年8月時点

「頼りたくても考える余裕がない」──まるサポ開発へ
子育て世帯約1,300名への調査*からわかったのは、子育て支援を「使わなかった」のではなく「使えなかった」という状況にあることでした。
「何を誰にどの程度頼んでいいのかわからない」
「考えて整理する時間もない」
「家庭内で価値観が異なり、話が進まない」──。
いくら支援があっても、まず使えるようになるまでの“家庭内の意思決定やプロセスを支える仕組み”が必要。この結論が、まるサポの出発点です。
意思決定を支援する「100問アセスメントツール」を、大阪大学発ベンチャーのCoBe-Tech社と共同開発。生活構造や心理特性から家庭にひそむ課題を“見える化”し、それをもとに家庭に合った最適な支援を、親御さんと一緒につくれるようにしたのです。

課題整理から暮らしの仕組みづくり、サポートまで“まるっと”
家庭に合った支援を一緒に“つくる”まるサポは、課題整理から、暮らしがまわる仕組みづくり、家事や育児など生活まわりのサポートまでを一貫して行える伴走型支援サービス。サービスの幅を決め込まず、まずはしっかりと話を聴いて整理することから始めるので、親御さんにとっては何が問題でどうすればよかったのかが明確になり、活用するべき支援もクリアになります。
そのサポートを行うのは、さまざまな両立家庭を現場で支えてきたノーベルの面々。子どもの成長にあう環境づくりや知識にも長けた頼れるスタッフ陣です。
ほかとはココが違う、まるサポの特徴
- 1日常生活がまわる方法を一緒に考える!ひとりで背負わなくていい安心
- 2家庭ごとに寄り添う柔軟で幅広いサポート
- 3子どもの成長をサポートするプロフェッショナルなチーム
- 4使いやすく、すぐに頼れるシステム
- 5夫婦間のコミュニケーションをサポート
どうして安い? 理由は“資産運用型基金”の活用
まるサポの月額会費は1,000円。暮らしのサポート利用費は1時間1,500円。どちらも相場の相場の1/3-1/2程度なのは、所得に関係なく誰もが利用しやすいものにするため。支援サービスを使ったり誰かに頼ったりすることが、特別なことでなく当たり前のことにするためです。
その財源を支えるのが、資産運用型基金モデルです。個人や法人から預かった資金の運用益を活用する方法により、サービスそのものをサステナブルなものに。
この基金モデルを通じて、本当に困っている家庭を支える支援のあり方から社会に提言していく考えです。

支援をインフラに、希望をもって子どもを産み育てられる社会に
最後に、皆さんに思い描いてもらいたい光景があります。子どもが生まれたとき、自然と“チーム”が立ち上がり、家族や地域やさまざまな立場の人が手を取りあって、子育てをみんなで支えあう。助けあいが社会のなかに当たり前にある光景です。
共働きが当たり前のいま、子育て世帯は疲弊するくらい十分頑張っている。子育てに正解はないのだから、“昨日よりちょっとうまくまわる日常”を積み重ねていけば、それだけで十分。
そんな想いをまるサポに込め、ノーベルは企業や行政とも連携しながら、この新しい子育て支援のインフラ化を目指します。子育て世帯の皆さんとともに、希望をもって子どもを産み育てられる社会に向かって。
